第一回外歩(ほかありき)は埼玉県秩父市にある霊峰・三峯山に鎮座する三峯神社です。
「くゆりや狼月」の原点でもあり、深いご縁とお導きを頂いております。
8年前から、年に数回必ず参拝に訪れます。
御祭神
主祭神
伊弉諾尊 (いざなぎのみこと)
伊弉册尊 (いざなみのみこと)
配祀神
造化三神 - 天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、高御産巣日神(たかみむすひのかみ)、神産巣日神(かみむすひのかみ)
天照大神 (あまてらすおおみかみ)
狼月のおすすめポイント
- 三ツ鳥居
- お犬様(狼)
- 鮮やかに染まる秋
- 知る人ぞ知るグルメ
日本でも限られた神社でしか見ることのできない「三ツ鳥居」(みつとりい)です。
三ツ鳥居は、別名、三輪鳥居(みわとりい)とも呼ばれ1つの明神鳥居の両脇に、小規模な2つの鳥居を組み合わせたものです。
その由来や歴史は不明で謎に包まれた神秘的な鳥居なのです。
この三ツ鳥居、正式なくぐり方が存在します。
ちょっとわかりにくいですが手順を描いてみましたのでご参考までに・・・
①8の字を描くように真ん中の鳥居から向かって左の鳥居に入り、続いて右側の鳥居をくぐります。
②再度左側の鳥居をくぐります。
③そのまま神社の境内に入っていきます。
正式なくぐり方をしようと思うと、そこそこ時間がかかってしまいますので、他の参拝者の方がいらっしゃらないような時にでも是非お試しください!
景行天皇の命により東国平定に遣わされた日本武尊は、甲斐国(山梨)から上野国(群馬)を経て、碓氷峠に向かわれる途中三峯山に登り、山川が清く美しい様子をご覧になり、国をお生みになられた二神をおしのびになって仮宮を建てお祀りし、この国が永遠に平和であることを祈られました。この時、日本武尊を道案内したのが狼(山犬)であったとされ、神様の使いとして一緒にお祀りされています。(公式HPより)
三峯神社における狛犬は全てこのお犬様(狼)です。
また、御眷属であるお犬様だけをお祀りした御仮屋も境内にあります。
大小様々なお犬様が祀られていてとても可愛らしいですよ!
そろそろ紅葉が楽しみな季節になって参りました。
美しい紅葉は三峯神社も例外ではありません。
山道には燃えるように赤く染まった木々が並びます。
実りの季節を迎えた力漲る山を堪能しながら神域に向かうのもおすすめです!
私が三峯神社を訪れる際、必ずいただくものがあります。
境内にある宿泊施設「興雲閣」内にある食堂。
こちらの「しいたけ丼」です。
秩父の名産でもある巨大なしいたけは、まるでお肉のような満足感!
しいたけ自体にしっかり味が染みていてお米との相性抜群です。
幾度となく三峯神社を訪れている方もご存じなかった隠れた絶品グルメです!
まとめ
記念すべき第一回の外歩は8年前、奇跡のようなご縁とご加護を頂き、くゆりや狼月の由来ともなっている三峯神社のご紹介でした。
何十回と訪れておりますが、雨が降っていても毎回神社につくと嘘のように雲が晴れ、大勢の方が参拝されるにも関わらず、帰路に着くその時まで殆どお見かけしたことがございません。
一緒に行く友人達も最初はとても驚きますが、ご縁がある場所はそのようになると伺ったことがございます。
皆様にもご縁のある神社やお寺が必ずあると思っております。
くゆりや狼月の「外歩」では、趣味の寺社仏閣巡りを記事にすることにより、皆様お一人お一人のご縁のある場所を見つけるお手伝いができれば光栄であると思っております。