第二回外歩は山梨県甲府市にある金櫻神社です。
名前の通り、黄金の桜が舞う神社でした。
私が訪れたのは2022年4月22日。
毎年ゴールデンウィークの頃に満開になるとのことで、少し早めでしたが日程が合わないため友人と開花についてはあまり期待せず訪れました・・・。
というのも、この数日前まで金櫻神社の存在すら知らなかったのですが3日連続でお名前を目にし、耳にするということが続き、これはひょっとしてお導きかな?と思い急遽参拝を決行することになったのでした。
御祭神
少名彦命(すくなびこなのみこと)
大己貴命(おおあなむちのみこと)
須佐之男命(すさのおのみこと)
日本武尊(やまとたけるのみこと)
櫛稲田媛命(くしなだひめのみこと)
御神体・御神宝
御神体 甲府の名勝、昇仙峡を登りつめた地に鎮座する金峰山です。
御神宝 昇仙峡は江戸時代より、良質な水晶の一大産地です。金櫻神社の御神宝は、この地で発掘された水晶「火の玉・水の玉」です。
狼月のおすすめポイント
- 黄金の桜「鬱金桜」
- 昇龍・降龍
- 水晶お守り
- 七本杉
なんといっても神社名の由来にもなっている黄金に輝く金櫻。
前述したとおり、開花は期待せずに訪れましたが、まさかの満開というサプライズを頂きました。
また時期が例年より早かったためか、殆ど参拝客もおらずじっくりと美しい桜を目に焼き付けることができました。
御神木である「鬱金桜」は、古くから民謡に「金の成る木の金櫻」と唄われているそう。
鬱金桜の開花の季節にこの桜を拝み、水晶のお守りを受けると生涯金運に恵まれ、厄難解除のご神徳をうけられるといわれています。
本殿の柱に強い存在感を放つ2体の龍がいます。
昇龍と降龍です。
尾に水晶を絡ませた金櫻神社ならではの御姿です。
金櫻神社のお守りといえば水晶。
私は2種類の水晶お守りを授かりました。
1つめは御神宝である「火の玉・水の玉」のお守り。
一般的には授かったお守りは神社にお返しに行きますが、こちらは巫女さんに「生涯守りですので、返納の必要はございません。」と教えて頂きました。
2つ目は水晶の数珠ブレスレット。
画像ではよく見えませんが、昇龍・降龍が刻まれています。
これらの水晶お守りを持って御神木である「鬱金桜」にお参りをして下さいと教わりました。
天然記念物にも指定されている七本杉。
杉群の中に一際目立つ七本の杉がそびえ立っています。
鬱金桜は勿論ですが、私はこの杉に感銘を受けました。
樹齢七百年から八百年と推定され、非常に立派で大いなる生命力を感じさせる大木でした。
七本杉の真ん中に立つと、自分自身が浄化され一本一本から漲るエネルギーをわけて頂けているような、神聖な気持ちになりました。
2枚目の写真は七本杉の一本に手をあてている私です。どれだけ立派な杉かおわかり頂けるのではないでしょうか。
まとめ
何か不思議なご縁とお導きを感じ、急遽訪れた金櫻神社。
全国各地、数々の神社を訪れていますが、私の中ではTOP3に入るほどの力と神聖な空気を感じました。
残念ながらご紹介しきれませんでしたが、御朱印も特別で、とても大きな水晶が判子になっていて力強く押して下さいます。
また近くに昇仙峡があり、水墨画のような切り立った岩山や美しい滝など、今にも仙人が出てきそうな神秘的な自然を楽しめる一方、水晶を取り扱うお店やお茶屋さん、ワイナリーなど観光も充実して楽しめます。
虹がかかった滝が美しい昇仙峡の写真が撮れました!
今回初めて訪れた金櫻神社ですが、定期的に訪れたいと思う神社でした。
三峯神社以外では初めての感覚でした。
是非、皆様にも黄金の桜が舞う「金櫻神社」を訪れ、金運のご利益を授かって頂きたいです。